GIVIの黒いアルミトップケースをアフリカツインに装着したのでインプレ【1回目】
こんにちは。秀吉です。
GIVIのアルミトップケースを買って1回ツーリングに行ってみたので、インプレ!
タイトルの1回目ってのは、半年くらい使ったら使用感などを踏まえてまたインプレしようと思ってるからです。
使い込まないと分からないこともあるし!
なんか色々書いてたら、だいぶ文字多めになってしまった。
とりあえず、買ったトップケースの正式名称は・・
開封した時点で少し汚れてました。
誰かが使ったような汚れって意味ではなくて、すでに指紋がめっちゃついてるとか、ススとかがついてるような感じ。
まあ、外国の製品ではあるあるですね。
独特の臭いもしますが、屋外で使うものなので特に気にしません。
シルバーと黒があり、僕は黒を選びました。
黒の方が安かったので黒にしただけなんですが、定価は黒の方が高いです。
黒は塗装してあるのでサビには強いですが、キズが目立ちそう。
シルバーは塗装してないので、放置してると白っぽくなってくるんだろうな。
バイクのメッキパーツと同じ感じ?手入れ必須ですね。
見た目が堅牢な金属の箱で、重さは10kg・・・って聞くと重そうですが、持つと意外と軽いです。
成人男性ならひょいっと片手で持てます。
ただし、見るからに丈夫そうな割に、触ってる感じそこまで強度な剛性は感じないです。
キャンプをやる人で椅子代わりにしたりする人もいるみたいです。
変形するってことはないんだろうけど、長時間はちょっと不安・・・。
作りはしっかりしてて、安っぽいなと感じるところはないです。
蓋を閉めてロックするときは、ガチン!って音を立てて閉まってくれるので防水的な意味でも安心感があります。
ただし、見た目の割には完全防水ではないっていうね。
トップケースのあるあるで鍵がさしにくいってのがありますが、そんなこともなく鍵は自然にささります。
さしにくいと何が嫌かって、金属疲労で突然折れる不安がある。
鍵穴をふさぐ防水キャップみたいなのがあるんですが、これはそのうちヘタりそう(笑)
そんな鍵は、ごつい刻印入りの黒い鍵でいい感じ。
よくある赤い鍵じゃないですね。
装着した感じは、やっぱりでかい!
でもアフリカツインは車体も相当でかいので、言うほどアンバランスな感じはないです。
【機能性・使いやすさの感想】
機能と言ってもバイクに装着する箱なので、何もないですが
他メーカーだと蓋が右から開いたりするものもあって。
その点、GIVIの場合は正面から蓋が開くので使いやすさについては文句なしです。
細かい所でこれいいなと思ったのは、上蓋にフックをかける場所が最初からついていること。
ゴムロープとかを突っ張らせておけば、一瞬グローブとかを挟んでおいたり出来るので重宝します。
ちゃんと固定してやれば蓋の上にさらにバッグを乗せることもできるので、スペック以上に積載が可能。
専用のバッグもあるくらいだし。こんな感じ。
他社製だとフックをかけるためのパイプが別売りであったり、穴あけ加工が必要なものもあったりするので最初からついてるのは嬉しい。
ケース本体にハンドルこそないものの、持ちやすい位置にパイプがあるため、外した後の持ち運びしやすいです。
少し面倒だなと思ったのは、いちいち施錠しないと蓋の開閉が出来ないこと。
施錠しなくても蓋を閉じることが出来るトップケースはあるし、できればその仕様が良かった。
走行中はロックさえされてればよくて、バイクから目を離す時だけ施錠できればいいんだけどなー。
そんな設計の方がいいことくらいわかってそうだし、きっと何か設計上の問題なのかな。
この仕様の方がセキュリティ的にいいとか。
【容量についての感想】
容量については58リットルあるので普通に満足してます。
あと、蓋が薄めなのでしっかり全容量使って積載が出来そうです。
例えばアフリカツイン純正のトップケースって、底が浅いので容量の割に積載しにくいらしいんです。
写真見ると・・たしかにそんな感じはする。これって真ん中辺からパカって空くのかな。
上に上に積み上げながら荷物詰めていくときに苦労しそう。
樹脂製によくある流線型じゃなくて長方体なので、当たり前ながらデッドスペースが出来にくくて隅々まで使えるとこもいい。
何で樹脂製のは長方体の箱出さないんだ?耐久性かな?
容量が多すぎて、中に小さいものを入れとくと走行中に中で大暴れ。
これが今の課題。
GoProはともかく、一眼レフはいくらカメラバッグに入れたとしても中で暴れてたらいつか壊れそう。
一眼レフは安全に運びたい。
とりあえずタナックスのシートバッグをそのままぶち込むという荒業でカメラが暴れるのを抑えてます(笑)
【つけて跨ってみたり、走ってみた感想】
バイクによってはトップケースをつけると跨るときに振り上げた足が当たってしまい、前蹴り乗りになって跨りにくくなることもあるようですが
アフリカツインの場合はそんなことはなかったです。
こんな感じでかなり後ろに乗せるため、跨る時に足が当たるようなことはなかったですね。
あとは、トップケースつけると重心が高くなってふらつく・・ってよく聞くんですけど、足つきやバランスの変化は特に感じなかったです。
中が空っぽの時はもちろん、カメラや三脚などの機材一式を入れてもやはり変化は感じなかったですね。
細かい違いに気付けるベテランの方なら感じるかも知れないけど
言われてるほど神経質になる問題じゃないと、僕は思いました。
低速で走行した時も違和感はなかったです。
高速道路で走行中もガタつきはなく、ピタッと鎮座してました。安心安心。
ちなみに箱を外してるとこんな感じ。
少しテールが伸びた感じになるけど、思ってたよりは違和感はない。
【まとめ】
僕が買ったのはGIVIのトップケースですが、GIVIに限らずアルミのトップケースは値段だけ見れば高い!
アタッチメント、モノキーベース、そして箱本体、全部合わせて約7万円もかかりました。
満足してはいますが、この値段の価値があるかと言われるとまだ分かりません。
今後乗り換えるバイクでも使いまわせて、何年使っても問題なく使い続けられるだけの耐久性とか、安心感があるならこの価値はあると思います。
まあ機能で気になる点は毎回施錠がめんどくさいってことくらいで、他には何もないです・
高い買い物だったけど、今の所はいい買い物だったかなと思ってます。
不安なのは・・
今後モノキーベースを乗せるためのアタッチメントが出てるバイクじゃないとこのトップケースが無駄になってしまうこと。
ツアラー系じゃないと選択肢がなさそう・・・。
耐久性や防水性は、使い込んでまたいずれレビューしてみようと思います。
その頃には箱も色々改造してそうだし。
なんかうまく要点をまとめられなかった。
もっと簡潔に文章を書きたい。
んじゃ、また。