上陸初日は山口〜北九州をめぐる!2017年春の九州&四国ツーリング3日目
こんにちは。秀吉です。
さて、2日目まではフェリーの中で暇してたのでリアルタイムで更新していましたが、九州&四国の旅から帰還したので更新再開します。
2日目の記事はこちら。
hideyoshi-motolife.hatenablog.com
九州&四国ツーリング3日目とは言っても、まだ船で移動しているだけ。
3日目にして、いよいよ下船の時でございます。
・・せっかくの記事なので写真は現像して載せたいのですが、GoProと一眼レフで合わせて2000枚越えており、整理だけで手一杯。記事をあげるのが遅れてしまうので、そのうち現像して、差し替える予定。
- 下船直前に立ちゴケ寸前の事件発生。
- まずは山口県の角島を目指す。
- 秋吉台のカルストへ
- お昼ご飯は焼きカレー。するとちょっとした出会いが・・
- 本日2個目のカルストを見に平尾台へ
- 本日の宿はゲストハウス。とりあえず荷解き。
- 博多らーめんを食べて撮影会。
- 写真を撮って解散しようとしたらスマホ紛失事件が発生。
- この日のルートと走行距離、翌日の朝ごはん。
下船直前に立ちゴケ寸前の事件発生。
朝5時40分に九州の新門司港に到着。
かなり早起きでしたが、ツーリングでこのくらいの時間に起きる事はよくあるし、フェリーの中でやる事も限られているのでスッと起きれました。
船は時間ぴったりに停船。ほんとに1分のズレも無くてびっくりしました。
エレベーターは老夫婦が並んでいるので、階段で駐車場まで下っていきます。
船内の駐車場に降りてみると、バイクがもう一台いました。
東京港で少し挨拶したおっちゃんでした。
四国でバイク乗りは僕以外全員降りたと思ったのですが、気のせいだったようです。
おっちゃん、船内のどこにいたんだろう。
ラッシングがほどかれ、またがってバイクを引き起こします。
ここで事件が。
いつも通り引き起こしただけのつもりでしたが、バランスを崩して、引き起こした反動でそのままバイクを右側に倒しすぎてしまった。
かろうじて腕力と足腰で踏ん張っているが、もはや腕力で引っぱり上げるのは不可能なレベルまで倒れているらしく、リカバリが出来ない。
すぐに船員とおっちゃんが助けてくれました。
自分では「ちょっと傾いている」程度の認識でしたが、「助けて!」とか言っていないのに飛んできてくれたということは、第三者から見るともうフルバンク停車寸前だったのかな。
・・いやー、フェリーから下船する時は立ちゴケしやすいときゃびんさん (id:beamer-cabin)が言っていたのにやらかしましたね。
助けてくれた方々にお礼を言って、恥ずかしいのでさっさと出発することにします。
まずは山口県の角島を目指す。
九州に上陸したばかりですが、まずは本州に戻って山口県の角島へ。
ずっと行きたくて、今回かなり楽しみにしていた場所のひとつ。
天気も晴れなので、期待に胸を膨らませつつ高速で下関方面へ向かいます。
トラックが邪魔。
下道に降りて、山の中のワインディングロードと、海岸線沿いの道を抜けていきます。
これがもう最高で、ただの下道とは思えないほどの気持ちよさ。
平日なので車も少なく、ストレスフリーであっと言う間に角島へ。
天気は70点という所。晴れてはいるが快晴とも言えず、少しガスっているような感じ。
まずは角島大橋を渡って島内へ行きます。
自撮りもしたけど、帰ってから見返したら角島らしさゼロで笑った。
角島というと高台から角島大橋を見下ろす写真が有名ですが・・
島内からの景色も綺麗でした。
そして!
今書いた、高台からの写真です。
実は角島大橋を渡っているときは「スケールは大きいけど、橋自体は思ったより普通の海の上の橋だな」と感じたんですが、ここから見た時にやっぱりすごいと思いましたね。
ここからはしっかりコバルトブルーの海や砂浜、橋の全貌が見えました。
ちなみにこの高台、結構人が来ました。平日と思えないくらい次々に人が来ます。
さすが有名スポット。連休や休みの日には順番待ちが発生するそうです。
僕もいいポジションで写真が撮りたかったので、少し待ってから撮りました。
現地のバイク乗りがチラホラ来ましたが、品川ナンバーのDuke乗りに会いました。
1ヶ月くらい九州付近を回っているとのこと。
またどこかで会ったら声かけてくださいねー!なんて言って別れたんですが、実は後で本当に再会することに。
ちなみにここの高台ですが、傾斜が前後だけではなく左右にもついていて、非常に二輪車が止めにくかったです。
しっかり景色を目に焼き付けて、次は秋吉台のカルストへ。
秋吉台のカルストへ
山口と言えば角島も有名ですが、カルスト台地も有名ですよね。
四国カルストや平尾台カルストも有名ですが、規模的にはこの秋吉台カルストが最大級らしいです。
角島からはさほど離れておらず、1時間程度でカルストの入り口付近の施設へ到着。
道の駅というわけでもなく、駐車が出来るハイキングの拠点みたいな所でした。
バイクも少数ですがチラホラ。
別に疲れていたわけではないのですが、ここでちょっと休憩。
休憩ってのは疲れてから休憩するんじゃなくて、疲れないために休憩するもの(名言)
水分補給とかしつつスマホをいじってたら、ドコドコとハーレー集団がはいってきました。20台以上いた気がする。
3匹も犬を載せたハーレーがケツ持ちしてた。衝撃。
僕のナンバーを見て、横浜から来たのかとおじさん達に囲まれて質問攻めにあう。
そして僕が囲まれているのを見て、他にも現地のバイク乗りのおじさんがなんだなんだと集まってきて絡まれました。
船で来たのか、自走で来たのか。この後どうするのか。何日くらいいるのか。
これ何cc?とかは聞き飽きましたが、こういう質問はまた新鮮でしたね!
中には旧型アフリカツインに乗ってた方も。
キリのいいところで出発!
↑の拠点から実際のカルストロードまではまだ少しあるようで、峠道を走ります。
そして到着!!!
なんだかフラットな所から岩がゴツゴツしてるのがちょっと気持ち悪かったですが、これまた最高の景色。
草原の中を駆け抜けているようで気持ちいい。
見下ろすと、歩行者用と思われる道がありました。おそらくさっきの施設から歩いていけるのかな。
車やバイクが走れる道は一本道で、意外とすぐ終わってしまいました。
ってことで、Uターンして再度突入です。
実は、山口県のアフリカツイン乗りのわーどなさんに「カルストは南側から行くと一気に視界に広がるからおすすめ」と言われていたんですが、角島に行ってからカルストに行くと最短ルートでは北側から行く事になり、南からだと意図的に回り道をしないといけません。
実際僕は北側からカルストへ来たのですが、再度突入して南から入った瞬間、わーどなさんの言ってた意味がわかりました。
峠道の坂を越えていくと、坂の向こうから文字通り一気に視界が開けて、カルスト台地が視界に広がります。
これは確かに南の方がすごいなと思いました。
Twitterでも当日に再度「是非南から!!」と仰ってくれてたのですが、気付かずに北から行ってしまいました。
@hideyoshi_at 秋吉台は出来うるならば北からではなく南からアクセスして頂きたい!w
— werdna (@werdnaboltac) 2017年5月16日
長門市から36号を湯免ダム方向から抜けて南からアクセス
カルストロードを北に行き、大正洞駐車場でUターンして予定路に戻って欲しい(希望w
これ、北側から行ったとしても絶対にもう一度逆から(南から)通った方がいいです。
全然印象が違います。
こっち側から見ないとスケールの大きさを実感しにくい。
道路は一本道ですぐ終わってしまいますが、圧倒的な広さでした。
当日のスケジュール的に回り道をする余裕があったかは微妙なラインですが。
写真を撮っていると、大阪から来た家族連れと、山梨から来た老夫婦にも横浜から来たのかと驚かれる。しかし船でプカプカしてきただけなので、自走で来たあなた方の方がよほどすごいと思うけど・・。
なんか無理やり感のあるポーズで自撮り。
さて、この次もカルストを見に行きます。今度は北九州の平尾台!
今回のツーリングで日本のカルストを全部制覇します。
と、その前に昼ご飯です。
お昼ご飯は焼きカレー。するとちょっとした出会いが・・
カルストを往復したり写真を撮ったりしてたら少し時間が押してきたので一気に北九州まで帰還します。これで本州とはしばらくお別れ。
再び関門橋を越えた辺りでお腹が減ってきたので、ご飯を食べることに。
門司の辺りで、街の中心部へ向かいます。
門司港レトロという看板を発見し、「きゃびんさんが行ってた所だ」と思ってそちらに行く事に。とりあえずどこかにバイクを停めようと思って適当に走っていると・・
なんと、先程のDukeが停まっていた。乗り手は不在だったけど、わざと隣に停める。
すると川崎ナンバーの原付き(50cc)も隣に停まってきて、「お兄さん横浜から!?仲間だ!」と突然ハイテンションで声をかけられました。
これがその時の写真。
原付ってこんなに荷物積めるんだ・・。
なんと徳島まで東九フェリーで来て、九州まで自走してきたらしい。
お金がないので道の駅でキャンプしたりしてるんだとか。
小柄でよく喋るとても可愛い人でしたが、かなりたくましい。見習いたい。
この辺の名物を知っているか聞いたら、焼きカレーが名物だと教えてくれました。
そして、このあと知り合ったヒッチハイカーと一緒に焼きカレーを食べるからお兄さんも一緒にどうですかと誘われました。
ちょうどバイクを停めた場所の目の前に焼きカレー屋があったのでそこに行く事になり、そのカレー屋の前でヒッチハイカーを待っていると、先ほどのDuke乗りが戻ってきて、改めて少しお話。
お父様がカフェをやられているとの事で、こちら。
これ、名前を言われたときはピンときませんでしたが、都内近郊のライダースカフェを色々調べているときに調べて知っているお店でした。
まだ行ったことはないけど、今度行こう。ナイトツーリングの拠点にしようかな・・。
少し待ってたらヒッチハイカー達が来たんだけど、結局ちょっと歩いて店を探すことに。前述の通り時間も押してたため、これ以上時間はかけられないと思い、お詫びしてやはりひとりで食べることにしました。
門司に行けば港町だし、なにかあると思って門司に来たんだけど
焼きカレーが名物と聞けて良かった。
・・まあ聞かなくても調べれば出てきたと思うけど。
前置きが長くなりましたが、こちらが門司名物の焼きカレーです。
ハンバーグ焼きカレー。
猫舌でもないのですが、かなり熱すぎてすぐ食えなかったので、ちょっと放置。
チーズとかが溶けてて、かなり美味しかったです。 ドリアっぽい。
バナナジュース。
門司ではバナナも名物のようです。バナナのたたき売り発祥の地だそうです。
人間がお腹いっぱいになったところでバイクにも給油して、次は平尾台のカルストへ。
本日2個目のカルストを見に平尾台へ
お昼時で少し混んでいる下道を走り、平尾台のカルストへ到着。
普通の街中から急に看板が出てきて、峠を走り、いきなりカルストが現れる感じでした。
かなり広かったですが、規模は秋吉台に比べると小さいんだとか。
こちらは道が分岐していてあちこち行ける感じだったので、体感こっちの方が広く感じましたね。
分岐路を適当に走って、写真撮影。
秋吉台よりも岩が大きかったり、普通に木が生えていたり、背の高い草が生えてて、荒々しい感じがしました。
天気は残念ながら曇天。
降りそうな感じではないですが、空が白かったです。
僕は行ってないのですが、この辺は鍾乳洞も見ることができますよ。
このあとは佐賀まで走って、モクモクハウスと言うカフェへ向かう予定でしたが、眠気、疲労、ケツの痛み、そして時間を考えて佐賀は中止にしました。
今になってちょっと後悔しています。無理してでも行けば良かったと。
なかなか来れないもん、九州・・・。
ということで、博多の本日の宿へ向かいます。
本日の宿はゲストハウス。とりあえず荷解き。
予約しておいたのはこちらのゲストハウス。
まだ明るいうちに到着できました。
僕はナイトツーリングは好きでやってますが、普通のツーリングでは明るいうちに帰りたいのです。
建物の前に空きスペースがあるので、そちらに停めさせて頂きます。
(電話で確認済)
ご主人は気さくで、とてもいい人でした。
ド平日だったこともあり、この日は僕だけで貸し切り。
新しい建物でとてもキレイでした。中もおしゃれ。
シャワーを浴びて一息ついた所で、博多の街へ繰り出します。
博多らーめんを食べて撮影会。
現地のバイク乗りと合流。
グラディウスのじゅんさんとは2回目。
TRのゆーいちさんとはお初。
じゅんさんからお土産を頂きました。
前もお土産もらったのに、お返しを買ってくるのを忘れてしまった・・。
ほんとごめんなさい。
二人に博多の美味しいラーメン屋へ連れて行ってもらいます。
ってことで、長浜屋台 一心亭 本店へやってきました。
博多でも人気店なんだとか。
店の前に着くと強烈なとんこつ臭が・・。
思わずとんこつ臭い!と言ってしまったが、福岡在住の二人にとっては普通の様子。
ラーメン(490円)
替え玉前提とは言え、490円は安い。
僕は麺の固さはハリガネでオーダー。
観光客や他県の人ほど固めにしたがるようです。
あと、長浜ラーメンと博多ラーメンってのは厳密には違うようです。
臭いは強烈でしたが、味は美味しかったです!
ところで、写真を忘れてしまいましたが・・こちらのAセットを頼みました。
メニューの写真で微妙に分かるかも知れませんが、小さい餃子がたくさん出てくるんです。
関東人からすると、餃子と言うと人差し指くらいの大きさを想像するので、新鮮でしたね!
写真を撮って解散しようとしたらスマホ紛失事件が発生。
お腹一杯にしてた後は、近くの公園で恒例の写真撮影会です。
カメライダー3人が集まれば、もうこれは欠かせないよね。
じゅんさんのグラディウス650
グラディウスは国内モデルは400ccのモデルしかなく、こちら逆車です。
跨ったときに注意書きが英語だったので、あれ?と思って。
こちらはゆーいちさんの250TR。
たまにひとりで信じられないような林道とか行ってるムービーをインスタにあげています。全身鍛え上げられてて、漫画みたいな肉体してる人です。
さて、ぼちぼち解散かなという頃。
・・・自分のスマホがない。
ポケットにも、トップケースにも、どこにもない。
しかし、この公園で使った記憶は確かにある。
だから「暗闇に紛れてどこかに落ちているだろう」と最初は楽観的だったのですが、3人がかりで付近をひたすら探してもぜんぜん見つからない。
こうなると、置き引きとかにあった可能性もある、なんて話が出てきて、だんだんと本気で焦り始める。
頭が真っ白になりましたが、ここで唐突に閃く。
ヘルメットを被り、バイクの近くでビーコムのスイッチオン。
すると、ビーコムとスマホがつながる。
その状態で電話をかけてもらうと、通話も出来た。
やはり近くにあるという事で、再び捜索。
そして、ゆーいちさんが草むらの中に落ちている僕のスマホを発見してくれました。
草むらに入った記憶はあったので、僕も一度ライトで照らしながら探していたのですが、全然分かりませんでした。
どこかのポケットに入れてて、しゃがんで撮影したりしてた時に落ちたようです。
海外で、ポケットから財布とかスマホを抜き取るスリの動画とかありますが
「ポケットの中身がいきなり無くなったらアホでも気付くでしょ・・」と思ってたけど・・
他の所に意識が向いていると、本当に全然分かりません。
二人とも、翌日仕事で朝早いのに一緒に探してくれてありがとうございました。
この日のルートと走行距離、翌日の朝ごはん。
この日のルートはこんな感じ。
走行距離:372.5km
平均燃費:21.1km/L
今回の旅の合計走行距離:372.5km
翌日は宿で朝ごはんが8時に出るとの事で、頂いて行きました。
少し遅いのでどうするか迷いましたが、どうせ5時起きとかで出発するつもりではなかったので頂いていくことにしました。そしたらこれがもうすごい美味しかったです。
卵がね。もうこのとろみ。伝われ!
新鮮な証拠です。
鶏卵魚卵、卵大好き人間からしたらもうたまりません。
他の料理も素材の味がちゃんとするというか、とても健康的な味でした。
こういう味付けの料理って外食では食べられないと思います。
本当に美味しい和食でした。
ごちそうさまです。
しかし、僕ひとりのために作るのはさぞ大変だったに違いない。
料理って一人前作るのは難しいんですよ。
んじゃ、また。