HEPCO&BECKERのアフリカツイン用クラッシュバーはコケると簡単にめり込むから注意!オススメはGIVI製!【2017/06/25追記】
※2017/06/25追記
TOURTECHツラーテックとSW-MOTECH(SWモテック)のユーザーからも情報を頂いたので、記事内の「だがGIVIならめり込まない」の項目内に追記しました。
一部写真を追加。
また、クラッシュバー自体が変形したと思われている方が多いようですが、クラッシュバー自体が変形したのではなく、本来の固定位置から転倒の衝撃でズレて、それが車体に接触した・・という意味です。
こんにちは!秀吉です。
タイトルはネガティブな感じですが、インプレ記事です。
デーン。
先日林道デビューした時にご覧の用に無事外装ならしをしたわけですが、転倒時にHEPCO&BECKER(以降へプコと略します)のクラッシュバーがカウルにめり込みました。ということで、色々まとめてみました。
転倒の衝撃でへプコのクラッシュバーがズレた
僕は、自分のアフリカツインにへプコのクラッシュバーをつけています。
タンクガードと・・
エンジンガード。
そしてこれらを装着して実際に林道でコケたわけですが、引き起こしてみるとタンクガードのクラッシュバーが転倒の衝撃でズレて、フロントカウルにめり込んでいました。
転倒の衝撃でバーがズレて車体に接触していたということです。
これは本来タンクの凹みを撮った写真なのですが、写真の左上の赤い部分を見てください。
ヒビが入っていますね。ちなみに写真はそのめり込みを直したあとの写真です。
ちなみにタンクの凹みはクラッシュバーがめり込まなくても起こったと思います。多分。
そして青い部分にも少しコスれた傷が。
フロントカウルの割れと傷に関しては、バーがめり込まなければ無かったはずなのでちょっと悔しい。まあ、そんなに目立たないので実際はあまり気にしてないんですけど。
最初は取り付け方に問題でもあったのかと思いました。
しかしアフリカツインにへプコのクラッシュバーをつけて転倒し、めり込んだのは僕だけではないようです。
お会いしたことはないのですが、東MAXさんというアフリカツイン乗りのフォロワーさんがこのように・・
僕も以前はヘプコユーザーでしたが、一発で食い込んだので外しました笑
— 東MAX@AfricaTwin (@HQOfmRhLVz3BaTD) 2017年6月15日
まぁ無いよりは良いかなってレベルですねー
そして当日林道ツーリングで一緒だったオーシアさんもへプコユーザー。
しかし転倒時はやっぱりバーがめり込んだそうです・・・。
ズレてしまったクラッシュバーは、このオーシアさんが「フン!フン!」って感じで何度か引っ張ってだいたい元の位置に戻してくれました。
僕はクラッシュバーをつけたバイクでコケた経験なんてないので、それを見ていて「あぁ、こういうものなんだ。あくまで車体に大ダメージが入らないようにつけておく程度なのか。だって人間が力いれて引っ張ったら動くんだもんな。」って自己解決していました。
だがGIVIならめり込まない!※追記しました
ところが、GIVIのクラッシュバーだとズレるとか、そんな事はないようです。
ほんとに安かったです笑
— 東MAX@AfricaTwin (@HQOfmRhLVz3BaTD) 2017年6月15日
買うなら早めがいいですよ!
転けた後だと車体が歪んですごく付けにくくなります笑
ちなみにGIVIは何度転けても今の所めり込みは無いです!
あと、はまさんもGIVIのガードを装着していますが、フルバンク停車させてもめり込みはなかった模様。
①なんだーゲートかー
— はま (@HamtanHam) 2017年5月22日
②ダートだしアクセルターン
③ブォン....ズサァァァァァァァ
④舗装されてるじゃん....
の図。
この一分後には起こしましたとさ。
GIVIのガードnice pic.twitter.com/f7Eqw9rtsz
※2017/06/25追記
他メーカーのユーザーからも情報を頂いたので、追記します。
ツラテクも食い込むからねー
— もび@7月1日は兵庫林道ツー (@mobitan4851) 2017年6月23日
モテックのガードも曲がりにくいやで!
— YUSAI@CRF×2 (@0212Sakuya) 2017年6月23日
裏山でドッタンバッタんしても平気やったで!!
ということで、ツラーテックは食い込む、SWモテックは曲がりにくい・・とのことです!情報提供ありがとうございます!
値段もGIVIの方が安かったので比較表を作ってみた
まあでも、GIVIだからモノが良い代わりに値段も高いんだろうな・・と思ったらなんとGIVIの方が圧倒的に安かったです。
ということで、HEPCO&BECKER製のクラッシュバーとGIVI製のクラッシュバーの値段を比較した表を作ってみました。
個人輸入とかなしで、日本の通販サイトから購入する場合以下のような値段で買えます(2017/06/23現在)
※なぜかスマホだと表が正しく表示されてません。PC閲覧推奨。
タンクガード | エンジンガード | 合計 | |
HEPCO&BECKER(黒) | ¥36,180 | ¥32,724 | ¥68,904 |
HEPCO&BECKER (シルバー) |
¥44,064 | ¥42,552 | ¥86,616 |
GIVI(※注意) | ¥25,555 | ¥20,137 | ¥45,692 |
えっ・・安い
まぁ、海外製品なので値段は変動すると思います。
※GIVIのクラッシュバーの正式名称は、エンジンガード(Upper)とエンジンガード(Lower)です。さらに、エンジンガード(Upper)だけ装着することは出来ません。単品でつけられるのはエンジンガード(Lower)のみ。
ちなみに、個人輸入ならGIVIは2つ合わせて2万円程度で買えてしまうそうです。安いなぁ
結論
実際に色んなアフリカツインオーナーがアフリカツインを転倒させた結果として、へプコはめり込む、GIVIはめり込まない、という結果がしっかり出てしまいました。こうなるとわざわざ数万以上高いへプコ製のクラッシュバーを選択するメリットってなんだろうと思ってしまいます。
ただ、ハンドガードとか良い例なんですが、かかった力を逃がす場所がないと変な場所にダメージが入ることもあるのでその辺が大丈夫なのか判断が難しいところです。
(ハンドガードが強力すぎるとコケたときにハンドルが曲がることがある)
今回クラッシュバーがズレたとは言っても、クラッシュバーについた傷を見ると無いよりは全然マシだったのは間違いない。ある程度は役割を果たしてくれています。
結構滑るようにこけてます。これがなかったらカウルはバキバキだっただろうな・・。
エンジンガードの方はズレることもなく、仕事をしてくれてました。これもつけてなかったらクランクケース割れてたでしょうね。(アフリカツインのクランクケースはすぐ割れます。)
ただやっぱり転倒した時にズレたりしないならGIVIの方がいいのかなと思います。だって車体に傷入らないならそれが1番ですよ…
クラッシュバーの役割として、転倒時の傾きを抑えて引き起こしやすくするとか、引き起こすときにつかむ場所になるとか、そっちの役目もあるのであんまり簡単にズレたりするようじゃ困りますね。
アフリカツインのクラッシュバーはヘプコとGIVI以外にも色んなメーカーが出しているので選ぶのが難しいですね。
結論としては、実績のあるGIVIがオススメです!
GIVI(ジビ)GIVI TNH1144 エンジンガード(Upper) CRF1000L Africa Twin('16~'17) 95364
- 出版社/メーカー: GIVI(ジビ)
- メディア: Automotive
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GIVI(ジビ)GIVI TN1144 エンジンガード(Lower) CRF1000L Africa Twin('16~'17) 95363
- 出版社/メーカー: GIVI(ジビ)
- メディア: Automotive
- この商品を含むブログを見る
それではまた!